8月6日のお話

8月6日は、世界で初めて人のうえに原子爆弾が落とされた日です。昨年に続き、広島出身の立光先生に平和について話していただきました。

「60歳の私は、戦後15年たって生まれました。戦争を直接には知りませんが、10歳のころ、みんなと同じ小学生のときに、お友だちがなくなりました。その子のお母さんは「わしが悪いんじゃ」といって棺にすがって泣いていました。お母さんは広島で原子爆弾を受けていたそうです。お友だちは原子爆弾を受けていませんでしたが、大人になることができませんでした。原子爆弾の影響やつらさは、消えずに続いていくのです」

「第二次世界大戦の後、世界中の国が、戦争をやめましょう、原子爆弾は使いません、と約束しました。でも、使わないはずの原子爆弾を持っている国はたくさんあります。どうしてでしょうか」

身を乗り出して話を聞いていた子どもたちから、たくさん意見が出ました。「原子爆弾があると使ってしまうと思う」「でも他の国がせめてきたら、日本は負けてしまうよ」。家庭でも学校でもいろいろなお話をしている様子です。

立光先生は、戦争を描いた本も紹介してくれました。読むのがつらい本ですが、興味がある子は手にとってほしいと思います。「私たちは、日本もまわりの国も平和になるようにしなければなりません」。立光先生のメッセージに、子どもたちはしっかり頷いていました。